レッドソックスにまた災難、ギャレット・クロシェが「左肩の炎症」で離脱 先発陣の防御率はリーグ14位

ギャレット・クロシェが戦線離脱

 4月29日(日本時間30日)、レッドソックスのギャレット・クロシェが「左肩の炎症」で故障者リストに登録された。

 クロシェはレッドソックスのエースであり、昨季はリーグ最多の255三振をマーク。1シーズンで「250奪三振以上」と「防御率2.75以下」をクリアしたのは、球団史上3人目のことだった。

 今季も活躍が期待されたクロシェだが、開幕からここまで6試合で防御率6.30と精彩を欠いていた。特に4月13日(同14日)のツインズ戦では、2回途中11失点の大乱調だった。

 19日(同20日)のタイガース戦でも、5回5失点を喫した。この試合では計7安打を浴び、5回に2本塁打を打たれてしまった。

 25日(同26日)のオリオールズ戦では6回無失点と立て直すも、クロシェはこの試合で左肩に疲労感を覚えたという。地元メディア『マスライブ』のクリス・コティーヨ記者に対し、クロシェは「特に心配はしていない」と話しており、あくまでも短期間の離脱になることを示唆した。

開幕ローテーションから2人目の故障者

 レッドソックスのローテーションは、開幕時点で「メジャー屈指」と称されていた。しかし、現在、レッドソックスの先発陣防御率(4.85)はリーグ14位と低迷している。

 クロシェの乱調に加え、ブライアン・ベヨも苦戦を強いられている。ベヨは29日(同30日)のブルージェイズ戦で4回途中4失点と役割を果たせず、防御率は9.12まで悪化した。

 このオフにカージナルスから加入したソニー・グレイも、5試合で防御率4.30と本調子ではない。21日(同22日)には右太もも痛により故障者リストに登録された。

 さらに打線も得点力が低く、チーム総本塁打(21)とチームOPS(.660)はリーグ最下位だ。結果的に、レッドソックスは現在、12勝19敗(勝率.387)でア・リーグ東地区最下位に沈んでいる。

プロスペクト右腕が昇格か

 コティーヨ記者は、クロシェの代役として、ジェイク・ベネットが昇格する見込みだと報じている。

 ベネットは2022年のドラフトで2巡目(全体45位)指名を受けた左腕で、最新のプロスペクトランキングではチーム内6位の評価を得ている。今季はマイナーリーグ(AAA)で5試合に先発し、防御率0.86をマークしている。

 順当なら、クロシェが先発する予定だった5月1日(同2日)のアストロズ戦で、ベネットはメジャー初登板を果たす見込みだ。

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。