タイガース、ディロン・ディングラーは「メジャー最強捕手」だ すでにキャリアハイ更新する18本塁打 昨季はヤンキースをカモに

ディロン・ディングラーの躍進つづく

 タイガースのディロン・ディングラーが「メジャー最強捕手」に名乗りをあげた。ディングラーは今季、開幕から正捕手として投手陣をリードし、打撃では18本塁打、OPS.871をマーク。捕手としてメジャー1位となるfWAR3.6をマークしている。

 守備力は、かねてから定評があった。メジャーでも最上位クラスのフレーミングとブロッキングを誇り、昨季は捕手としてメジャー3位タイのFRV12を記録。自身初のゴールドグラブ賞を受賞した。今季はすでにFRV9に達している。

 特筆すべきは、打撃力の向上だ。18本塁打はすでにキャリアハイであり、捕手としては、ハンター・グッドマン(ロッキーズ)、シェイ・ランゲリアーズ(アスレチックス)に次ぐメジャー3位の本数となる。OPS.871は、捕手として堂々のメジャー1位だ。

 今季の打撃を紐解くと、コンタクトの改善が際立っている。「ボールを芯で捉えた割合」を示すスクエアアップ率は28.0%と高水準だ。打球角度の形成は以前から上手く、バレル率は12.9%までアップした。

 加えて「もっともホームランになりやすい打球」とされる引っ張り方向へのフライ・ライナーの割合も22.8%にまで上昇。これらの要因により、今季のディングラーは長打を量産できているのだ。

ヤンキース戦で好成績

 タイガースは現在、本拠地でヤンキースとのカードを戦っている。初戦となった6月22日(日本時間23日)のゲームは5対3で勝利し、4連勝を記録した。

 この試合でディングラーは「2番・捕手」で出場したが、4打数無安打に抑えられた。それでも、ヤンキース戦でのディングラーには、おおいに期待できる。

 データサイト『ベースボール・リファレンス』によると、ディングラーは昨季、ヤンキース戦に5試合に出場し、21打席でOPS1.326の好成績を残した。まだサンプルサイズは少ないが、相性の良さが窺える。今後の活躍次第では「ヤンキース・キラー」を襲名することになるだろう。

■構成・MLB通信編集部(@MLB_tsushin

 

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MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。