- 選手情報
- 2025/09/22 16:52
ジェームズ・アウトマンはメジャーで生き残れるのか ドジャース時代に23本塁打も……今季は三振率40%超え
ジェームズ・アウトマンがツインズをDFAに
6月6日(日本時間7日)、ツインズは外野手のジェームズ・アウトマンをDFAとした。ロイス・ルイスの再昇格に伴い、ロースターから押し出された格好だ。
アウトマンは今季、主に代走や守備固めとして49試合に出場。打撃では、70打席に立ち0本塁打、OPS.479と低迷していた。
以前は、将来を嘱望された外野手だった。2022年にドジャースでデビューすると、2年目には中堅のレギュラーに定着。151試合に出場し、23本塁打、OPS.790の好成績をマークし、新人王投票で3位にランクインした。
昨季のトレード・デッドラインで、ブロック・スチュアートの交換要員としてツインズに移籍した。昨季はドジャースとツインズで合わせて59試合に出場し6本塁打、OPS.537に終わっていた。
アウトマンの強みは「守備」「スピード」
DFAを受けた選手は7日以内に「未来」を決めなければならない。他球団が獲得を希望した場合は、トレードかウェーバーを通じて移籍することになる。獲得球団が現れなかった場合は、マイナーに降格することになる。
アウトマンを獲得する球団は現れるのだろうか。ここで、アウトマンの「強み」と「弱み」をまとめてみたいと思う。
アウトマンの強みは守備力だ。中堅を中心に、左翼と右翼を守ることができる。傑出したフィールディングを誇るわけではないが、安定感があり、凡ミスをしない。
特に肩の強さは素晴らしく、昨季の送球速度は平均で91マイル(146.5キロ)を計測。これは、メジャーでも上位12%に該当する数値だった。
また、脚力にも光るものがある。デビューから昨季までの平均スプリントスピードは28.8フィートで、メジャーの平均(27.0フィート)を上回る。今季は限られた機会を活かし4盗塁をマーク。ドジャースでプレーした2023年には16盗塁を成功させた。
走塁センスもあり、果敢に次の塁を陥れる。データサイト『ファングラフス』が算出した今季の「BsR(盗塁・走塁による得点貢献)」は「0.7」で、ツインズで3位にランクインしている。
打撃は低迷……マイナーオプションも0
一方で、アウトマンの弱みは打撃力だ。23本塁打を放った2023年以降、バッティングで精彩を欠きつづけている。とにかく三振が多く、昨季の三振率は42.6%、今季も70打席で29三振(41.4%)を喫している。
バットを芯で捉える能力が欠けており、今季のスクエアアップ率はわずか16.0%にとどまる。この結果、今季はここまで打率.156と悲惨なことになっている。
また、マイナーオプションを使い果たしている点も痛い。チームにとって、その選手にオプションがなければ「ロースターにとどめる」か「DFA」の二択しか選択できず、ロースター編成の柔軟性が損なわれる。選手にとっても、よほどの成績や貢献を示さない限り、チームでの立場が不安定になる。
アウトマンは輝きを取り戻すことはできるのだろうか。