ホワイトソックス・村上宗隆はホームランを何本打てるのか 「ルーキーによる本塁打記録」まとめ

村上宗隆が10号本塁打を放った

日本人ルーキーのシーズン最多本塁打は、2018年に大谷翔平が記録した「22本」だ

メジャーのルーキーレコードは、2019年にピート・アロンソが記録した「53本」だ

村上宗隆が10本塁打に到達

 4月22日(日本時間23日)、ホワイトソックスの村上宗隆がダイヤモンドバックス戦で第10号2ランホームランを放った。

 村上は、7回の第4打席に右腕のライアン・トンプソンと対戦。外角高めのフォーシームを振り抜くと、打球はあっという間にバックスクリーンに吸い込まれた。

 村上はこれで、5試合連続でホームランをマークした。『MLB.com』のスコット・マーキン記者によると「5試合連続ホームラン」は、フランク・トーマスらに並び球団歴代1位だという。

 また、同メディアのサラ・ラングス記者は、ルーキーによる「5試合連続ホームラン」は、歴代1位タイ記録だと紹介している。

日本人ルーキーの本塁打記録は?

 村上は開幕から24試合(104打席)で10本塁打と、驚異的なペースでホームランを量産している。

 村上は日本人ルーキーによる本塁打記録を大きく更新する可能性がある。これまで、日本人ルーキーによる本塁打記録は、2018年に大谷翔平(当時エンゼルス)が記録した「22本」だ。

 なお、1年目の大谷は、10本塁打に到達するまでに「67試合(201打席)」を要した。村上は103打席で10号に到達したことから、大谷の倍のペースで本塁打を放っていることになる。

選手名HRシーズン当時の所属
1大谷翔平222018エンゼルス
2城島健司182006マリナーズ
3松井秀喜162003ヤンキース
4井口資仁152005ホワイトソックス
4吉田正尚152023レッドソックス
5鈴木誠也142022カブス
日本人ルーキーによるシーズン本塁打ランキング

 また、ホワイトソックスの大先輩にあたる井口資仁は、2005年に15本塁打を放った。村上はあと5本に迫っており「追いつけ追い越せ」といったところである。

メジャーレコードも視野

 日本人に限定しなくても、村上はメジャーリーグ記録さえも射程圏内にとらえている。

 メジャーの歴史において、もっとも本塁打を放ったルーキーはピート・アロンソ(現オリオールズ)だ。アロンソは1年目の2019年に、メッツで53本塁打を放った。

 1本塁打あたりに要した打数を示す「AB/HR」では、同年のアロンソは「11.2」だった。つまり、11.2打数に1本のペースで本塁打を放っていたことになる。

 村上の最新の「AB/HR」は「8.2」であり、アロンソを超えるペースでホームランを放っているのだ。

選手名HRシーズン当時の所属
1ピート・アロンソ532019メッツ
2アーロン・ジャッジ522017ヤンキース
3マーク・マグワイア491987アスレチックス
4コディ・ベリンジャー392017ドジャース
5フランク・ロビンソン381956レッズ
5ウォーリー・バーガー381930ブレーブス
7アルバート・プホルス372001カージナルス
8ニック・カーツ362025アスレチックス
8ホセ・アブレイユ362014ホワイトソックス
10マイク・ピアッツァ351993ドジャース
10ロン・キトル351983ホワイトソックス
10ルディ・ヨーク351937タイガース
ルーキーによるシーズン本塁打ランキング

 日本では三冠王として鳴らした強打者が、メジャーで伝説を残そうとしている。

この記事を書いた人 Wrote this article

MLB通信編集部

大手出版社にてメジャーリーグの取材を担当し、選手分析やセイバーメトリクスに関する記事を複数発表。日本のメジャーリーグ報道に可能性を感じ、2024年に『MLB通信』を立ち上げました。