ホワイトソックスがプロスペクト一塁手をトレードで放出
7月10日(日本時間11日)、ホワイトソックスとパイレーツの間でトレードが成立したことがわかった。米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者が報じている。
ホワイトソックスがジェイコブ・ゴンザレスとブランドン・アイサートを放出し、パイレーツからドラフト指名権とジェイデン・ウッズを獲得する。
ホワイトソックス獲得
ドラフト指名権(戦力均衡ラウンド34位)
ジェイデン・ウッズ(マイナー左腕)
パイレーツ獲得
ジェイコブ・ゴンザレス(一塁手)
ブランドン・アイサート(救援左腕)
ホワイトソックスは村上宗隆と契約を延長するのか?
特筆すべきは、ホワイトソックスがゴンザレスを放出した点だ。デビューしたばかりの若手一塁手の放出を「村上宗隆との契約延長の伏線」と見ることができる。
ゴンザレスは強打の一塁手だ。右太ももを痛めて離脱した村上の代役として5月にデビューし、ここまで30試合で2本塁打、OPS.683と奮闘。6月27日(同28日)のロイヤルズ戦ではサヨナラタイムリーを放ってみせた。
2年契約の村上と違い、ゴンザレスは長期保有が可能であり、「将来的な正一塁手候補」と見られていた。このことから、ゴンザレスの放出は、村上との契約延長を前提とした動きであると考えることができる。
今季のホワイトソックスはまさかの快進撃をつづけ、5年ぶりの地区優勝とポストシーズン進出に向けて猛進している。背景には若手野手の台頭があり、チェイス・マイドロスやコルソン・モンゴメリーは今後もチームのコアとなる存在だ。ここに村上が加われば、ホワイトソックスは長期的にコンテンドできる可能性が高まる。
一方で、もし契約延長のオファーがあったとしても、村上がそれを受け入れるかは不透明だ。村上はすでにその実力を証明しており、1年目にして悠々と20本塁打をクリアした。現状の契約では、28歳の若さでFAとなる。巨大契約を手にする可能性が高く、ホワイトソックスとの契約延長を急ぐ必要はない。
契約延長を申し出る場合、ホワイトソックスがどれほどのマネーを提示するか、が決め手になりそうだ。
■文・構成 MLB通信編集部
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