快挙尽くめの一日に…!大谷翔平が「50-50」と同時に到達した6つの「偉業」まとめ

 大谷翔平がまた、メジャーの歴史に名を刻んだ。9月19日(日本時間20日)におこなわれたマーリンズ戦でメジャー史上初となる「50-50(50本塁打50盗塁)」を達成。同ゲームでは6打数6安打3本塁打10打点2盗塁という圧巻のパフォーマンス。シーズン本塁打数と盗塁数をそれぞれ51にまで伸ばした。

 この試合を20-4で勝利したドジャースはプレーオフへの進出を決めた。ドジャースのプレーオフ進出はこれで12年連続となる。

 「50-50」という前人未到の快挙を成し遂げた一方で、大谷は6つの特筆すべきマイルストーンにも到達した。

①日本人選手シーズン最多打点更新

 日本人野手がメジャーの舞台で叩き出したシーズン最多打点は、2005年に松井秀喜氏(当時ヤンキース)がマークした116打点。大谷は7回表に放った第50号ツーランホームランで今季117打点とし、松井氏の日本人シーズン最多打点をあっという間に更新した。結果的にこの日は10打点。シーズン120打点とし、どこまで伸ばせるか注目だ。

②ドジャース史上初の1試合10打点

 9回表に三打席連続となる第51号3ランホームランを放ちこの日10打点目を叩き出した大谷。メジャーリーグで打点が公式記録となったのは1920年のこと。以降、公式戦で1試合10打点以上をマークした選手は大谷が16人目だ。ドジャースの歴史では初の快挙で、メジャー史上初めて10打点以上をマークした上で盗塁を成功させた選手となった。

 1試合におけるメジャー最多打点記録は、1924年9月16日のジム・ボトムリーと1993年9月7日にマーク・ホワイテン(ともに当時カージナルス)が記録した「12」。大谷の場合は、エンゼルス時代の2022年6月21日にロイヤルズ戦でマークした8打点が最多だった。

③ドジャース史上初のシーズン50本塁打

 これまでドジャースのシーズン最多本塁打は2001年にショーン・グリーンがマークした49本塁打だった。6回表に2ランホームランでグリーンの球団記録に並ぶと、7回表に二打席連続となる第50号ホームランを放ち球団新記録を樹立した。

④本塁打と安打を同時に記録した試合が「13試合」

 1試合で本塁打と盗塁を同時に記録したのは今季13試合目。これは1986年にリッキー・ヘンダーソン(当時ヤンキース)がマークしたメジャータイ記録となる。ヘンダーソンはメジャー記録となり通算1406盗塁をマークした史上最高のリードオフマンと言われる名プレーヤーである。

 大谷はエンゼルス時代の2021年に5試合で本塁打&盗塁を記録しているが、今季は開幕当初は2番、シーズン途中から1番に固定されたことで劇的に同記録を増やした。

⑤メジャー史上初の1試合5長打と複数盗塁

 この日の大谷は6打数6安打。内訳はシングルヒットが1本、ツーベースヒットが2本、ホームラン3本だった。さらに2盗塁を成功させている。野球における長打とは、二塁打(ツーベース)以上の安打を指す。1901年以降、1試合5長打に加え複数盗塁をマークした初の選手となった。

⑥ドジャース史上最多 シーズン13発の「130メートル弾」

 9回表に大谷が放った第51号3ランホームランはライトスタンド上段に突き刺さる特大アーチとなった。飛距離は440フィート(134メートル)を記録。440フィート以上の飛距離を記録した本塁打は今季13本目。データ分析システム「スタットキャスト」が導入された2015年以降、ドジャースの打者が放った440フィート以上のホームラン数としてシーズン最多となった。メジャー最多記録は2017年にジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)が記録した18本。

 ちなみに大谷の今季最長飛距離は、6月18日のロッキーズ戦でマークした476フィート(145メートル)の一発。試合がおこなわれたクアーズ・フィールドは標高1600メートルの高地にある球場で、空気抵抗が少ない分ボールが飛びやすく、打者有利の球場として知られている。

 ドジャースはレギュラーシーズンで残り9試合となった。現在ナ・リーグ西地区2位のパドレスとは4ゲーム差をつけており、3年連続の地区優勝を目指す。大谷の好調が続けばそれ以上に心強いものはない。