- 2025/09/04 11:02
レギュラーシーズンも折り返しを迎えたメジャーリーグ。世界中のベースボールファンが、贔屓球団の戦いに悲喜こもごもの思いを抱いているはずだ。厳しいメジャーリーグの世界でも好調を維持し、各カテゴリーをリーグトップの成績で折り返したトップランナーたちをおさらいする。この記事は「ナ・リーグ投手部門編」だ。
ブルワーズのフレディ・ペラルタが前半戦だけでリーグトップの11勝をあげた。ペラルタは2023年から2年連続で200奪三振をクリアしており、チェンジアップの精度を磨いた今シーズンは成績がさらに向上。課題だったコントロールも改善し、与四球割合は8.1%と平均を下回る。
ペラルタは特に、ホームゲームで実力を発揮するタイプの投手だ。アメリカン・ファミリー・フィールドではここまで10試合に先発し7勝0敗、防御率1.53と無双している。
パイレーツのポール・スキーンズは、規定投球回に到達した投手のなかでリーグトップの防御率(2.01)で前半戦を折り返した。メジャー1年目の昨シーズンから才能を発揮し、新人王を獲得したスキーンズ。5月18日(日本時間19日)のフィリーズ戦ではキャリア初の完投勝利をマークした。圧巻の投球内容の一方、勝ち星は4勝止まり。チームの1試合あたりの平均得点はメジャーワーストの「3.36」で、なかなか援護に恵まれない。球界トップクラスの好投手だけに、歯がゆい状況がつづいている。
前半戦でもっとも多くの三振を奪ったのは、フィリーズのザック・ウィーラーだ。154奪三振をマークし、奪三振割合もリーグトップの33.0%と圧倒的。4年連続二桁勝利をマークし、昨シーズンはキャリアハイの16勝をあげるなど、正真正銘のエースだと言える。
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ジャイアンツのローガン・ウェブは前半戦でもっとも多くのイニング(125.2)を投げた。ウェブは2年連続でリーグ最多イニングを投げきったタフネス右腕。キレのあるシンカーを武器に、20試合中8試合で「ハイクオリティ・スタート(7イニング2失点以下)」に成功。基本はゴロで打ち取るスタイルだが、今シーズンは奪三振割合が27.1%と大幅に向上している。
前半戦の最多セーブは、28セーブをあげているパドレスのロベルト・スアレス。今シーズンは昨年以上のペースでセーブを積み上げている。6月19日(同20日)のドジャース戦では大谷翔平へ死球を与え、一触即発。MLB機構から故意死球に認定され、3試合の出場停止が言い渡された。