エンジェルスのマイク・トラウト、昨季と同じシーズン「29試合目」で戦線離脱へ ゴロを打ち左ヒザを痛める

走塁の際に故障

 エンジェルスに良からぬ報がもたらされた。5月1日(日本時間2日)、エンジェルスのマイク・トラウトが左ヒザの骨挫傷(ざしょう)により故障者リストに登録されることがわかった。トラウトは30日(同1日)のマリナーズ戦で、ゴロを打ち一塁を駆け抜ける際に左ヒザを痛めていた。

 2年連続の悲劇だ。トラウトは昨シーズンの4月下旬に左ヒザの半月板を損傷。手術を受けマイナーで調整を続けていたが、患部が重症化しシーズンの全休を余儀なくされた。奇遇にも、今回のケガは昨シーズンと同じく、開幕から29試合目で発生した。

2021年以降は故障に泣く

 近年は故障続きのシーズンを送るトラウト。2021年は5月のガーディアンズ戦で右ふくらはぎの肉離れを起こし戦線を離脱。同シーズンを全休した。2023年は7月に左手有鉤骨(ゆうこうこつ)を骨折。約2ヶ月後に復帰するも1試合に出場したのち、再び患部を痛めシーズンを終えた。2021年以降はシーズン平均で66.5試合の出場にとどまっている。

 トラウトはかつての輝きを取り戻せるのだろうか。2012年には20歳にして「30本塁打・30盗塁」を達成。以降も圧倒的なパフォーマンスを継続し、9度のシルバースラッガー賞、3度のシーズンMVPを受賞した。2019年開幕前には史上最高額(当時)となる12年4億2650万ドル(約469億円)で延長契約を結んでいる。かつては大谷翔平(現ドジャース)と上位打線を形成し、日本のメディアでは「トラウタニ」なる造語が生まれた。

今シーズンはここまで9本塁打、wRC+96

 今シーズンは守備の負担を減らすために右翼へ転向し開幕を迎えた。ここまでOPS.726、wRC+96を記録。本調子となる前に故障してしまった。昨シーズンは故障まで10本塁打、OPS.866、wRC+139と好調をキープしていた。健康的なシーズンを過ごせれば、ハイアベレージを残せるはずだ。

 1日(同2日)のタイガース戦ではトラウトに代わりホルヘ・ソレアが右翼を守り、打撃好調のローガン・オハッピーがDHで起用された。