カブス、プロスペクトのケイド・ホートンがメジャー初昇格へ 故障の今永昇太に代わりローテーション担う

トッププロスペクトがメジャーデビューへ

 トッププロスペクトがベールを脱ぐ。5月8日(日本時間9日)、カブスのケイド・ホートンがメジャーに初昇格することがわかった。アイオワ州の地元紙「デモイン・レジスター」でカブスのマイナー情報を担当するトミー・バーチ記者が自身のXで伝えた。ホートンは、5日(同6日)に故障者リスト入りした今永昇太の代役としてと役割が期待される。同記者によると、ホートンは今週末におこなわれるメッツ戦でメジャーデビューする見込みだという。

 ホートンは将来を嘱望される若手右腕だ。マイナーリーグ情報サイト「MLB Pipeline」の有望株ランキングでは、チーム内で2位、全体で46位の評価を得ている。ホートンは2022年のドラフトで1巡目(全体7位)指名を受けプロ入り。昨シーズンはAAA級に昇格したものの、肩の故障によって5月末でシーズンを終了した。今シーズンは開幕からAAA級で6試合に先発し2勝1敗、防御率1.24、被打率.129の好成績を残している。

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2枚看板が故障で離脱

 平均93.7マイル(150.8キロ)のフォーシームと、曲がり幅の大きなスライダーを組み合わせて打者を手玉にとる。スライダーはホートンの決め球となる球種で、昨シーズンの空振り率(whiff%)は50%を記録した。フォーシームの球速は肩の故障によって下降気味ではあるものの、本調子を取り戻せば155キロ前後まで回復できるだろう。その他にも、カーブとチェンジアップを織り交ぜながら投球を組み立てる。

 カブスは5月にしてローテーションの再編に迫られている。先月はジャスティン・スティールが左ヒジを故障。修復手術を受け、今シーズンの全休が決まった。さらに今永が左ハムストリングを故障し、戦線を離脱。エース格と言えるふたりの投手を失ったカブスは現在、ジェイムソン・タイヨンマシュー・ボイドベン・ブラウンに加え、スティールの代役として先発に回ったコリン・レイがローテーションを担っている。

 現在、ナ・リーグ中地区首位を走るカブス。若き右腕がチームを導いていく。