ヤンキース、ホルビット・ビバスがメジャー1号 「ドジャース・大谷翔平」誕生の裏で名門球団に移籍した内野手

イオバルディからメジャー初本塁打

 5月22日(日本時間23日)、ヤンキースのホルビット・ビバスが「8番・二塁」でレンジャース戦に出場。0対0で迎えた5回ウラには、レンジャーズのネイサン・イオバルディから試合を決定づけるメジャー初本塁打を放った。

 ビバスは5月9日(同10日)のレイズ戦でメジャーデビューを果たしたばかりの若手内野手。ヤンキースでは現在、二塁手のジャズ・チザム・ジュニアが右わき腹を痛めてチームを離脱中。チザム・ジュニアに代わり、ビバスとDJ・ラメイヒューが二塁で併用されている状況だ。

 ビバスはあらゆる変化球に対応できるコンタクトヒッター。三振も少なく、AAA級での三振割合は2シーズン平均で16%ほどとなっている。一方で守備に課題があり、特に肩の弱さが指摘されている。若手情報サイト「MLB Pipeline」のプロスペクトランキングでは、チーム内で19位にランクインしている。

【関連記事】ヤンキース、デビン・ウィリアムズがクローザー「剥奪」へ フォーシームの被打率は「.462」、代役はウィーバー

【関連記事】ジャック・フラハティが「オプトアウト付き短期契約」でタイガースへ復帰 昨年の交換要員スウィーニーは遊撃定着

「ドジャース・大谷」誕生の裏でヤンキースへ

 ビバスは国際フリーエージェントとして2017年にドジャースと契約。以降はマイナーリーグで研鑽を積む日々を過ごしたが、転機が訪れたのは2023年オフのことだ。このオフ、ドジャースはエンジェルスからFAとなった大谷翔平と10年7億ドル(約1015億円)で契約。メジャーリーグの試合に出場するために、選手は上限40人の「ロースター」に入らなければならない。ドジャースは大谷をロースターに登録するために、リリーフピッチャーのビクター・ゴンザレス(当時ロースター)とビバス(当時ロースター外)の2名をヤンキースへトレードすることとなった。

 ドジャースが獲得した交換相手は内野手のトレイ・スウィーニー。スウィーニーはドジャースでは出番に恵まれなかったものの、昨シーズン途中にジャック・フラハティとのトレードでタイガースに移籍。移籍後にメジャーデビューを果たすと、一気に遊撃のレギュラー格に成長した。

 新天地で新たな一歩を踏み出したビバス。名門球団・ヤンキースでの活躍に期待が高まる。