フアン・ソト、通算26度目の「マルチ本塁打」 27歳未満ではジミー・フォックスに並ぶメジャー最多記録

 レジェンドに並んだ。6月21日(日本時間22日)、メッツのフアン・ソトがフィリーズ戦に「3番・右翼」で出場。2打席連続ホームランでチームを勝利に導いた。3回の第二打席にミック・エイベルの高めのフォーシームを捉え、第15号ソロ。フランシスコ・リンドーアブランドン・ニモにつづく3者連続ホームランだった。5回の第三打席にはジョー・ロスから第16号ソロを放った。

 ソトはこれで通算26試合目のマルチ本塁打を記録。マルチ本塁打とは、1試合に2本以上の本塁打を放つことだ。ソトは現在、26歳と240日。「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、27歳未満の選手による「26試合目」のマルチ本塁打は、1935年のジミー・フォックスに並んでメジャー史上最多だという。

 フォックスは球史にその名を残すパワーヒッターだ。メジャー歴代19位となる通算534本塁打を放ち、4度の本塁打王を獲得。フィラデルフィア・アスレチックス(現アスレチックス)でプレーした1933年には三冠王となった。フォックスはキャリアを通じて「55試合」でマルチ本塁打を放った。

 なお、メジャー史上もっとも多くの試合でマルチ本塁打を放ったのはベーブ・ルース(ヤンキースほか)。史上3位となる通算714本塁打を放ったレジェンドで、22年間のキャリアのうち「72試合」でマルチ本塁打を放った。

 また、現役選手でもっとも多くの本塁打を放っているのはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とマニー・マチャド(パドレス)で、ともに「43試合」。ジャッジは今シーズン、開幕2戦目のブルワーズ戦で3本塁打を放っている。

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 ソトの誕生日は10月25日なので、レギュラーシーズンのうちにあと1試合でマルチ本塁打をクリアすれば、フォックスの記録を更新することになる。開幕直後はスロースタートだったが、6月はここまで19試合で7本塁打、OPS1.208と完全に復調。6月19日(同20日)のブレーブス戦では、メジャー史上3人目となる、27歳以下での「1000安打+200本塁打+700四球」をクリア。今後も様々なレコードを打ち立てそうだ。