- 2025/12/04 09:31
ドジャースがスーパースターの獲得に動くかもしれない。7月3日(日本時間4日)、ドジャースのマックス・マンシーが左ヒザの骨挫傷により故障者リストに登録された。前日のホワイトソックス戦でアクシデントは起こった。6回、三盗を仕掛けた相手ランナーとマンシーが三塁付近で衝突。マンシーは苦悶の表情を浮かべながらその場に倒れ込み、途中交代を余儀なくされた。骨挫傷は骨の内部が損傷している状態を指し、回復には1ヶ月以上、場合によっては数カ月かかることもある。
マンシーはドジャースの三塁手で、強打を武器に名門球団を支えてきた。昨シーズンは15本塁打、OPS.852の成績を残し、プレーオフではメジャー新記録となる「12打席連続出塁」をマーク。ワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。今年5月にはドジャースで通算193本塁打を放ち、本塁打数で球団歴代8位に浮上した。
ワールドシリーズ連覇を狙うドジャースにとって、マンシーの離脱は大きな痛手となりそうだ。3日(同4日)におこなわれたホワイトソックス戦にはミゲル・ロハスが「9番・三塁」で出場。ほかにもキケ・ヘルナンデスやトミー・エドマンが三塁を守ることができるが、打撃力の低下は避けられない。
| 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 |
| 81 | 64 | 13 | 55 |
| 盗塁 | 打率 | OPS | bWAR |
| 4 | .250 | .832 | 2.8 |
そんななか、米スポーツメディア「クラッチ・ポインツ」のザカリー・ハウエル記者は、ドジャースがトレード・デッドラインで三塁手の獲得に動くと予想。最有力候補として、カージナルスのノーラン・アレナドの名を挙げた。
アレナドはメジャートップクラスの実力を誇る三塁手だ。2015年から7年連続で30本塁打と100打点をクリアし、3度の本塁打王、5度のシルバースラッガー賞に輝いている。さらに、デビューイヤーから10年連続でゴールドグラブ賞に選ばれた一級品の守備を誇り、リーグでもっとも守備の上手いプレイヤーに贈られるプラチナグラブ賞を6度も獲得した。
| 試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 |
| 80 | 75 | 10 | 41 |
| 盗塁 | 打率 | OPS | bWAR |
| 1 | .247 | .701 | 1.3 |
カージナルスは再建期に突入している。つまり、若手の獲得・育成に注力し、数年後に優勝を狙えるチームを目指す初期段階だ。こういった方針に基づき、カージナルスは昨オフ、アレナドのトレードによる放出を画策した。
複数の球団が移籍先候補として報じられたが、残り3年7400万ドル(約107億円)の高額年俸がネックとなり交渉は難航。さらに、アレナドがトレード拒否権を行使し、アストロズへのトレードが不成立に終わる一幕もあった。
トレードはまとまらず、アレナドはカージナルスで開幕を迎えた。現在、カージナルスはナ・リーグ中地区3位。トレード・デッドラインでも「売り手」として、アレナドの放出に動くと考えられる。
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ハウエル記者は、マンシーの長期離脱を見据え、その穴埋めには攻守ともに高いレベルの選手が必要だと説明している。また、豊富な資金力を持つドジャースならアレナドの契約(またはその大部分)を引き継ぐことも可能だ。さらに、アレナドは「世界一を狙える強豪球団」へのトレードを望んでおり、こういった点を踏まえても「ドジャース・アレナド」は現実的と言えるだろう。
今年のトレード・デッドラインは日本時間の8月1日だ。1ヶ月後、アレナドはドジャー・ブルーに身をまとっているかもしれない。