メッツのスターンズ編成本部長が「神宮球場」で目撃される アロンソの後継者としてヤクルト・村上宗隆に興味か

 メッツの編成トップが目撃された。場所は、まさかの神宮球場だ。8月12日、メッツのデービッド・スターンズ編成本部長の目撃情報が「X」にて写真付きで投稿された。目撃されたのは、東京都新宿区の神宮球場だ。神宮球場では現在、ヤクルト対DeNAの試合がおこなわれている。スターンズ氏はこの試合を視察しているものと思われる。

 詳細は定かではないものの、ヤクルトの村上宗隆を視察するために来日した可能性が高い。村上は日本球界屈指のスラッガーで、3度の本塁打王に輝いている。2022年には打率.318、56本塁打、134打点を記録し、NPBでは18年ぶりの三冠王となった。

 村上はすでに、今シーズン終了後のメジャー挑戦を表明している。8月7日(日本時間8日)には米メディア「Yahoo Sports」が、このオフにFAとなる選手をランキング形式でまとめた記事を公開。村上を全体第10位の注目選手に位置づけた。

 村上のポジションといえば、一塁と三塁だ。メッツのチーム事情を加味すると、村上は極めてフィットする存在であることがわかる。メッツの一塁にはピート・アロンソがいる。圧倒的なパワーを武器に、メジャー1年目の2019年には53本塁打をマークし、ルーキーによるシーズン本塁打記録を塗り替えた。8月9日(同10日)には通算252本塁打を放ち、通算本塁打数で球団歴代1位タイに浮上した。昨オフにFAとなり大型契約を模索したものの、交渉は難航。最終的にメッツと2年契約で再契約を結んだ。

 ポイントは、1年目終了後に盛り込まれたオプトアウト(契約破棄権)だ。アロンソはここまで26本塁打、OPS.861の好成績を残しており、シーズン終了後にオプトアウトを行使して再びメガディールを模索する可能性がある。アロンソが退団した場合、後継者として村上を検討しているのかもしれない。

 また、「サード・ムラカミ」も現実的なプランだ。メッツでは開幕当初からマーク・ビエントスが三塁で起用されたが、故障による離脱もあり、ここまで7本塁打、OPS.641にとどまっている。ブレット・ベイティやプロスペクトのロニー・マウリシオもいるが、やや得点力に欠ける。村上が三塁に定着すれば、打線の完成度は一段と高まるはずだ。

 昨年9月には、当時ロッテでプレーしていた佐々木朗希を視察するために来日したスターンズ氏。2023年オフにも山本由伸の獲得競争に乗り出すなど、日本人選手のもつポテンシャルを熟知している。〝村上争奪戦〟はすでに始まっているのだ。