ブルワーズ、クイン・プリースターの「不敗神話」つづく 登板した試合でチームは19連勝【成績詳細】

 とんでもない勝ち運をもっている。9月18日(日本時間19日)、ブルワーズのクイン・プリースターがエンゼルス戦に先発し6回途中2失点をマークした。チームは同点で迎えた7回ウラ、ブライス・トゥラングクリスチャン・イェリッチのタイムリーなどで勝ち越しに成功。5対2で勝利し、エンゼルスとのカードを3連勝で終えた。

 この試合では2番手のアーロン・アシュビーが勝利投手となった。しかし、もっとも注目に値するのは、先発のプリースターだ。ブルワーズは「プリースターが登板した試合」で、怒涛の19連勝をマークしているのだ。

 プリースターは5月30日(同31日)のフィリーズ戦で、オープナーの投手から継投するかたちで4回から登板。6イニングを2失点にまとめチームを勝利に導いた。この日以降、ブルワーズはプリースターが登板した19試合すべてで勝利をおさめている。

 プリースターはこの期間、19試合のうち16試合で先発、3試合でオープナーからの2番手としてマウンドにあがった。6月28日(同29日)のロッキーズ戦では先発として7回無失点、キャリア最多の11奪三振をマークした。

 プリースターはメジャー3年目を迎える技巧派右腕だ。変化球主体のピッチングでゴロを打たせるスタイルで、先発とリリーフの両方をこなすことができる。ここまで28試合に登板し、チーム2位の13勝をマークしている。

 2023年のドラフトでパイレーツから1巡目(全体18位)指名を受け、昨シーズン途中にトレードでレッドソックスに移籍した。今シーズンはマイナーで開幕を迎え、4月には再びトレードでブルワーズへ。ブルワーズは投手陣に懸念を残したままシーズンに突入し、開幕から4試合で47失点を喫していた。プリースターはすぐさまローテーションに定着し、見事にブレイクを果たしたというわけだ。

クイン・プリースターの今季成績
試合イニングW-Lセーブ
28152.113-20
防御率FIP被打率得点圏被打率
3.254.13.238.205
奪三振K%与四球BB%
12820.3%497.8%

 メジャー最高勝率(.614)を誇り、3年連続の地区優勝に目前まで迫っているブルワーズ。快進撃の背景には、プリースターの〝不敗神話〟があるのだ。