- 2025/09/29 07:25
日本人として7人目の快挙を狙う。ドジャースの山本由伸が9月25日(日本時間26日)のダイヤモンドバックス戦に先発することが決まった。レギュラーシーズンでの最後の登板で、自身初の200奪三振を目指す。
山本は9月18日(同19日)のジャイアンツ戦で7奪三振をマーク。勝ち星はつかなかったものの、シーズンでの奪三振数を「194」に伸ばしていた。次回の登板で6三振を奪えば、シーズン200奪三振に到達することができる。
これまでシーズン200奪三振をマークした日本人投手は6人。野茂英雄はメジャー1年目の1995年から1997年(いずれもドジャース)まで、3年連続で200奪三振を超えた。特に1995年は236奪三振を積み重ね、最多奪三振のタイトルを獲得。レッドソックスでプレーした2001年も220奪三振をマークし、自身2度目の同タイトルを獲得した。
ダルビッシュ有(現パドレス)も、メジャー1年目の2012年にレンジャーズで221奪三振をクリア。翌年には277三振を奪い、日本人投手によるシーズン最多奪三振記録を樹立した。ダルビッシュはレンジャーズとドジャースでプレーした2017年、カブス時代の2019年にも200三振超えを達成している。
そのほかにも、松坂大輔、大谷翔平、千賀滉大、菊池雄星がそれぞれ1度ずつ、シーズン200奪三振をクリアしている。
今シーズンの山本は29.4%の奪三振割合をマーク。メジャーの平均が22%前後であるため、極めて高い三振奪取能力があると言える。特に威力を発揮しているのがスプリッターだ。山本のスプリッターは球速(平均146.3キロ)、回転数(平均1425rpm)ともにメジャーの平均を上回っており、空振り率は42.3%、被打率は.136と高水準。全194三振のうち86三振をスプリッターで奪っている。
技術の向上だけでなく、ケガなくシーズンを完走できた点も大きい。昨シーズンは6月に右肩の腱板を痛め、およそ3ヶ月間の離脱。結果的に、メジャー1年目は18試合(90イニング)の登板に終わった。今シーズンはローテーションを守り抜き、ここまで29試合の先発で11勝8敗を記録。防御率はリーグ2位の2.58をマークするなど、エース級の成績を収めている。
特に9月は3先発(21.0イニング)でわずか2失点。月間防御率は0.86と驚異的で、この間に打たれたヒットはわずか3本のみ。9月6日(同7日)のオリオールズ戦では9回二死までノーヒッターを継続した。
充実したシーズンを過ごした山本。200奪三振をクリアし、ブレイクイヤーに箔をつけたいところだ。