今年の「ロベルト・クレメンテ賞」はドジャースのムーキー・ベッツ 1月には山火事の被災者に3万ドル分の靴を寄付

 10月27日(日本時間28日)、ワールドシリーズ第3戦の試合開始に先立ち「ロベルト・クレメンテ賞」の受賞者が発表され、ドジャースのムーキー・ベッツが栄誉を手にした。ドジャースでは2022年のジャスティン・ターナー(現カブス)につづき、球団史上3人目の受賞となる。

 ベッツは2021年に、子どもたちの育成・支援を目的とした「5050財団」を設立。野球用具の寄付、野球大会の運営に力を入れている。また、カリフォルニア州の小児病院で闘病をつづける子どもたちのための基金も運営している。今年1月にロサンゼルスで山火事が発生した際には、被災者に約3万ドル分のシューズを贈るなど、精力的な慈善活動が高く評価されている。

 同賞は、優れた人格を誇り、慈善活動への積極的な取り組みが認められる選手に贈られる高潔なものだ。各球団1名がノミネートされ、そのなかから受賞者1名が選出される。昨シーズンはロイヤルズのサルバドール・ペレスが受賞した。

 同賞は、パイレーツで通算3000安打を放ち、慈善活動に熱心だったロベルト・クレメンテにちなんでいる。クレメンテは1972年12月、ニカラグア地震の被災地への救援物資を届けるために飛行機に搭乗するも、墜落。非情の死を遂げた。

 常にヒーローでありつづけるベッツ。日本時間午前9時からおこなわれるワールドシリーズ第3戦では「2番・遊撃」で出場する予定だ。

※サムネイル画像はドジャースの公式Xから