延長18回、6時間39分の死闘を制したのはドジャース 大谷翔平は83年ぶりの「1試合9出塁」を達成

10月27日(日本時間28日)

@ドジャー・スタジアム

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 10月27日(日本時間28日)、ワールドシリーズ第3戦がドジャー・スタジアムでおこなわれ、ドジャースが6対5で勝利した。ドジャースはシリーズ成績を2勝1敗とし、2年連続のワールドシリーズ制覇まで残り「2勝」とした。

 ドジャースは2回ウラにテオスカー・ヘルナンデスのソロホームランで先制に成功。3回ウラには大谷翔平がポストシーズン第7号となるソロホームランを放ち、リードを2点にひろげた。

 4回オモテにはアレハンドロ・カークに痛恨の逆転3ランを被弾するなど、先発のタイラー・グラスノーが一挙4点を失い逆転を許す。ところが、5回ウラに大谷とフレディ・フリーマンのタイムリーですぐさま同点に追いついた。

 その後に1点を勝ち越されるも、7回ウラには大谷がこの日2本目となる第8号同点ソロをかっ飛ばした。単一ポストシーズンにおける8本塁打は、2020年のコーリー・シーガーに並ぶ球団記録だ。

 ドジャースが同点に追いついて以降は、両者譲らぬ展開に。9回ウラ、一死ランナーなしの場面で大谷に打順がまわると、ブルージェイズは申告敬遠を選択した。「MLB.com」のサラ・ラングス記者によると、故意四球が公式記録として扱われるようになった1955年以降のワールドシリーズで、ランナーなしの場面で故意四球を受けたのは、2011年のアルバート・プホルス(当時カージナルス)についで大谷が史上2人目だという。

 さらに大谷は、11回ウラの第6打席、13回ウラの第7打席、15回ウラの第8打席でも申告敬遠で勝負を避けられた。ポストシーズン史上、1試合で4度の申告敬遠を受けたのは初の出来事だった。レギュラーシーズンを含めても、1試合で4度の故意四球(申告敬遠)を受けたのは、大谷が史上6人目。今年の6月にはナショナルズのジェームズ・ウッドが同記録をマークし話題になった。

 最終的に、この日の大谷は9打席に立ち4打数4安打5四球をマーク。「1試合9出塁」はポストシーズン史上初。レギュラーシーズンを含めても、1942年のスタン・ハック(当時カブス)以来、メジャー史上4人目の快挙となる。

 試合は18回ウラに、フリーマンが劇的なサヨナラホームランを放ちゲームセット。ドジャースはシリーズ2連勝をマークした。現地時刻の午後5時11分にプレイボールし、試合が終了したのは午後11時51分。試合時間にして「6時間39分」で、ポストシーズン史上2番目の長丁場となった。

 ポストシーズン史上、もっとも試合時間を要したのは、2018年におこなわれたドジャース対レッドソックスのワールドシリーズ第3戦だ。この試合も延長18回の末にドジャースがサヨナラ勝ちを収めたが、その試合時間は「7時間20分」だった。

 明日のワールドシリーズ第4戦は日本時間午前9時にプレイボール。ドジャースは大谷、ブルージェイズはシェーン・ビーバーが先発のマウンドにあがる予定だ。