【MLB】ブライス・エルドリッジが開幕ロースター逃す 三振の多さ改善できず 再昇格は5月以降か

記事のポイント
  • ブライス・エルドリッジがマイナーに降格した
  • ジェラール・エンカーナシオンが指名打者で出場か
  • サービスタイムを考慮すると、5月以降の昇格が現実的か

ブライス・エルドリッジがマイナー降格

 3月19日(日本時間20日)、ジャイアンツはブライス・エルドリッジのマイナー降格を発表した。

 エルドリッジは傑出したパワーを誇るトッププロスペクトで、昨シーズンはマイナーリーグで25本塁打を放った。9月にメジャー初昇格を果たすも、10試合に出場し0本塁打、OPS.476と壁にぶつかった。

 スラッガーとしての評価は揺るぎなく、今シーズンは開幕ロースター入りが期待されていた。しかし、課題である「三振の多さ」は一向に改善されず、スプリング・トレーニングでは50打席に立ち19三振(38.0 K%)を喫していた。

ジャイアンツの開幕ロースターはどうなる?

 ジャイアンツはラファエル・デバースを一塁に固定し、エルドリッジを指名打者として起用するプランを掲げていた。「MLB.com」のマリア・グアルダード記者は、エルドリッジに代わり、ジェラール・エンカーナシオンが指名打者として出番を増やすと見立ててる。

 エンカーナシオンは右打ちのパワーヒッターだ。昨シーズンはケガの影響で19試合の出場にとどまったが、ハードヒット率45.0%、平均打球速度90.8マイル(146.1キロ)と優れた指標をマークした。スプリング・トレーニングではここまで20試合に出場し、長打率.511、OPS.824と猛アピールしている。

 また、エンカーナシオンはマイナーオプションを使い切っている。つまり「開幕からロースターにとどまる」か「DFA(またはトレード)」の二択しかなく、この状況もエンカーナシオンにとって追い風になるだろう。

 ベンチ枠は、ダニエル・スーサック(控え捕手)と、マイナーオプションが残っていないルイス・マトス(控え外野手)は確定か。残り2枠を、ユーティリティープレイヤーのケイシー・シュミットとクリスチャン・コス、オフにFAで加入したウィル・ブレナンが争っている。

ブライス・エルドリッジはいつ再昇格するのか

 マイナーで開幕を迎えることになったエルドリッジだが、メジャーへの再昇格はいつ頃になるのだろうか。ここで注目したいのが、エルドリッジの「サービスタイム」だ。

 メジャーリーグでは、アクティブロースターに「172日間」登録されて「1年」とカウントされる。エルドリッジは昨シーズンと合わせて、残り「158日」で1年に達する。サービスタイムが6年に達したらFAとなる。

 もしジャイアンツがエルドリッジのFAを引き伸ばしたいなら、日数の関係上、昇格は5月以降になるだろう。