ドジャース・スネル、復帰の目処たたず 先発陣の消化イニング数はメジャーワースト2位でブルペンの負担増

右肩の再検査へ

 ドジャースの投手事情は今年も厳しくなりそうだ。4月23日(日本時間24日)、ドジャースはブレイク・スネルが右肩の再検査を受けることを明らかにした。スネルは今月初頭に右肩の炎症が判明し、故障者リストに登録されている。しかし患部の状態が思わしくなく、投球練習の再開を見送ることに。メジャー復帰には想定以上の時間がかかりそうだ。

 スネルは昨オフにジャイアンツから加入した先発左腕で、これまで2度のサイ・ヤング賞を獲得した実力者だ。今シーズンはここまで2試合に先発し1勝をあげている。スネルはバツグンのコントロールを武器に奪三振を量産するタイプの投手で、通算の奪三振割合は29.9%の高水準を誇る。またゲーム好きとしても知られており、オフにはライブ配信サイト「Twitch」でゲーム実況配信をおこなっている。

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現在のドジャースの投手事情

 ドジャースでは現在、山本由伸タイラー・グラスナウ佐々木朗希ダスティン・メイの4人がローテーションを回している。背中を痛め開幕を故障者リストで迎えたトニー・ゴンソリンはマイナーリーグで順調に調整を進めている。ゴンソリンがメジャーに復帰するまでは既存のローテーションにブルペンデー(リリーフ投手を先発で起用すること)を挟みながら試合に臨むと見られている。なお、投手復帰を目指し調整を続ける大谷翔平だが、現時点で復帰の目処は立っていない。

 22日(同23日)時点でドジャースの先発投手は合計で111.1イニングを消化しており、これはリーグワースト2位の少なさ。先発投手による1試合あたりの平均消化イニングはメジャーワーストの4.6イニングだ。言うまでもなく、ブルペンには大きな負担がかかる。昨オフにはタナー・スコットカービー・イェーツという実力派リリーバーを獲得したが、シーズンを通して投げ抜ける保証はない。ここまで8試合に登板したブレイク・トライネンは19日(同20日)に右前腕捻挫により戦線を離脱した。

 21世紀初のワールドシリーズ連覇を目指すドジャースは、この苦難をどう乗り越えるのか。