レッドソックス、ルーカス・ジオリトが1年越しの〝移籍後初登板〟へ ベイオも復帰しローテーションは「完成形」へ

ジオリトが〝移籍後初登板〟へ

 レッドソックスのローテーションが「完成形」になろうとしている。4月26日(日本時間27日)、レッドソックスのアレックス・コーラ監督がルーカス・ジオリトのメジャー復帰を明言した。順調に進めば、ジオリトは30日(同5月1日)のブルージェイズ戦に先発する見込みだ。

 ジオリトは昨シーズンの開幕前にレッドソックスと契約。先発ローテーションの軸として期待されていたが、その年の春季キャンプで右ヒジの尺側側副靭帯を故障。修復手術を受けたため、昨シーズンは1試合も投げることができなかった。今シーズンは万全の状態で調整を続けていたが、オープン戦で左ハムストリングを故障。開幕を故障者リストで迎え、マイナーで調整をつづけていた。つまり、レッドソックスでは2年目にして〝移籍後初登板〟となるわけだ。

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かつてはノーヒットノーランも達成

 2016年にナショナルズでメジャーデビューを果たしたジオリト。その翌年にホワイトソックスへ移籍すると、先発ローテーションに定着。2018年から2シーズンにかけて二桁勝利を記録し、2020年にはパイレーツ戦でノーヒットノーランを達成した。

 2023年途中にはトレードでエンジェルスに移籍し、大谷翔平(現ドジャース)とチームメイトになった。エンジェルスはプレーオフ進出を目指しジオリトを獲得したわけだが、結果的に地区4位に沈んだ。ジオリトもエンジェルスでは6試合に先発し1勝5敗と振るわず、リリースされたのちにガーディアンズに加入。シーズン終了後にFAとなり、レッドソックスとの契約に至った。

ベイオは一足早く復帰

 レッドソックスではブライアン・ベイオも右肩の炎症により開幕を故障者リストで迎えた。ベイオは2年連続でチーム最多勝利をマークしている若手右腕。昨シーズンの開幕前には6年5500万ドル(約81億円)で契約を延長するなど、その実力は折り紙付きだ。ベイオは今月22日(同23日)のマリナーズ戦で復帰登板を果たし、5回1失点で1勝目をあげた。

 ジオリトとベイオの代わりに、レッドソックスはショーン・ニューカムリチャード・フィッツを開幕ローテーションに抜擢。ギャレット・クロシェウォーカー・ビューラータナー・ハウクらとともにローテーションを回してきた。先発陣の防御率はベイオの復帰時点でリーグ4位の3.75を記録。ここにジオリトが加わればローテーションは「完成形」となり、ますます強力なチームとなる。