- 2025/08/07 11:14
5月26日(日本時間27日)、米メディア「ニューズウィーク」は「カブスがトレードで獲得すべき3人の投手」というテーマで記事を公開。先発陣に故障者が続出しているカブスについて、エンジェルスの菊池雄星を獲得すべきとの見方を示した。
カブスではすでに、ふたりのエース格がチームを離脱している。ジャスティン・スティールは4月7日(同8日)のレンジャーズ戦で左ヒジのじん帯を損傷。手術を受け、残りのシーズンの全休が決まった。
メジャー1年目の昨シーズンに15勝をあげた今永昇太も、戦線離脱を余儀なくされている。アクシデントが起こったのは、5月4日(同5日)のブルワーズ戦。相手打者をゴロに打ち取り、一塁カバーに入った際に左の太ももを痛めた。翌日には「左ハムストリングの損傷」により故障者リストに登録された。
開幕からローテーションを担っているのが、ジェイムソン・タイヨン、マシュー・ボイド、ベン・ブラウンの3人。そこに、ブルペンから昇格したコリン・レイ、トッププロスペクトのケイド・ホートンが加わっている。先発投手に限定したチーム防御率は、5月が4.66でリーグ13位と精彩を欠く。
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菊池はメジャー7年目を迎えたサウスポーで、昨シーズン終了時点で通算41勝47敗を記録している。エンジェルスに加入した今シーズンは開幕投手を任されたが、ここまでわずか1勝止まり。最大の理由はコントロールの乱れで、与四球割合は11.5%と乱れ気味。リーグ2位の30四球を与えており、その結果としてWHIP(1イニングあたりに出塁を許した人数)は1.49にまで上昇している。
昨オフにエンジェルスと結んだ契約は3年6300万ドル(約97億円)で、年俸は2100万ドル(約32億3000万円)となる。カブスの現在のペイロールは約1億9300万ドル(約279億円)で、ここに菊池の年俸が加算されたとしても、今年のぜいたく税のラインを下回る。
現在、ア・リーグ西地区4位につけるエンジェルス。今シーズンは7連敗のあとに8連勝を記録するなど極端な戦いぶりを見せているが、「-55」という得失点差がエンジェルスの粗さを示している。諦めの悪さで知られるモレノ・オーナーだが、夏場の戦況次第では「売り手」としてトレード市場に参入するかもしれない。
同メディアは菊池のほかに、ブルージェイズのケビン・ゴーズマン、ダイヤモンドバックスのザック・ギャレンをピックアップしている。