「三塁手が0本塁打」のカブスに希望 マット・ショウが昇格から8試合で打率.355、4試合でマルチヒット

5月27日(日本時間28日)|リグリー・フィールド

ロッキーズ3-4カブス(試合終了)

 期待の若手が試合を決めた。5月27日(同28日)、カブスのマット・ショウがロッキーズ戦に「8番・三塁」で出場。同点で迎えた11回、一死二塁・一塁の場面でタイラー・キンリーからサヨナラタイムリーを放つ活躍を見せた。

 ショウは今シーズンの飛躍が期待されるトッププロスペクト。若手情報サイト「MLB Pipeline」のプロスペクトランキングでは、チーム内1位、全体で18位の評価を得ている。東京ドームでおこなわれたドジャースとの開幕戦でメジャーデビューを果たしたショウだったが、18試合で1本塁打、wRC+66と結果を示せなかった。三塁守備でも4エラーを記録するなど精彩を欠き、4月中旬にマイナー降格となった。

 AAA級では打撃を見直し、24試合でOPS.969をマークした。5月19日(同20日)にコールアップされて以降も勢いそのままに、8試合のうち4試合でマルチヒットを記録し、この間の打率は.355。OPSもコールアップ前の.535から.670まで上昇している。

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 カブスにとって三塁はひとつの「穴」となっている。ショウがマイナーに降格して以降は、ジョン・バーティビダル・ブルハンニッキー・ロペスらが三塁を務めてきた。しかしポジション別の打撃成績を見ると、カブスの三塁手はOPS.564でリーグ14位、本塁打に至っては0本だ(ショウは代打で本塁打を放っているため三塁手の成績にはカウントされない)。

 カブスで三塁のレギュラーとして活躍したのは、2019年のクリス・ブライアント(現ロッキーズ)が最後。この年のブラアントは31本塁打、OPS.903という好成績を残した。ここ数年は確固たるレギュラーを固定できていない。

 ショウが真価を発揮できれば、カブスはますます強くなるはずだ。