- 2025/04/05 09:54
通算2252勝の名将がジャイアンツの特別アドバイザーに就任 「メジャー経験皆無」の新監督に強力な援軍
無もなき青年監督に心強い味方が現れた。11月10日(日本時間11日)、ジャイアンツは今シーズンまでレンジャーズの監督を務めたブルース・ボウチー氏が特別アドバイザーに就任したことを発表した。
監督として歴代6位の通算2252勝を誇るボウチー氏。2007年から2019年まで13年にわたりジャイアンツの監督として手腕を振るい、2010年、2012年、2014年にはワールドシリーズ制覇を達成した。
ボウチー氏は2023年からレンジャーズの監督に就任。1年目で球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げるも、翌年は地区3位、今シーズンも81勝81敗の地区3位でポストシーズンへの進出を逃し、監督の座を退くこととなった。
ジャイアンツはナ・リーグ西地区に所属する名門球団だ。1883年にニューヨークで誕生し、ドジャースとライバル関係を構築。1957年のオフにドジャースとともに西海岸に移転し、2021年には球団史上最多の107勝をあげた。しかし、以降は4年連続でポストシーズンへの進出を逃し、今オフにはボブ・メルビン監督が解任された。
来シーズンからジャイアンツの指揮を執るのが、47歳のトニー・ヴィテロ氏だ。ヴィテロ氏はテネシー大学野球部の監督として多くのメジャーリーガーを輩出し、その手腕が高く評価されていた。一方で、メジャーでのプレー経験やコーチング歴は皆無だ。ボウチー氏は、ヴィテロ新監督のサポート役としてその豊富な経験を活かすことが期待されているようだ。
ジャイアンツではすでに、ダスティ・ベイカー氏が特別アドバイザーの役職を拝命している。ベイカー氏もまた、監督として歴代8位となる通算2183勝をあげた名将で、1993年から2002年にかけてはジャイアンツの監督を務めていた。2024年の開幕前に同役職に就任すると、チームの編成に一役買っていた。来シーズンからは、ボウチー氏とともにヴィテロ新監督をサポートする模様だ。
メジャーという未知の世界に挑む新監督を、ふたりの名将がサポートする構図が生まれた。かつてない化学反応がジャイアンツに起ころうとしている。
