【MLB】レッドソックスがダニー・クーロムを獲得 左のリリーバー不足を解消するカットボーラー

記事のポイント
  • ダニー・クーロムがレッドソックスと契約を結んだ
  • 昨シーズンはツインズとレンジャーズで55試合に登板した
  • レッドソックスは左のリリーフが不足していた

1年契約で合意

 3月12日(日本時間13日)、レッドソックスは、救援左腕のダニー・クーロムと契約を結んだ。契約内容は1年100万ドル。

 クーロムはメジャー12年目を迎えるベテランだ。フォーシームの平均球速は90.3マイル(145.3キロ)と低水準だが、多彩な変化球で打者を翻弄する。2023年にカットボールを取り入れて以降、3シーズン連続で防御率3.00以下をマークしている。

 昨シーズンはツインズとレンジャーズでプレーし、55試合で防御率2.30をマークした。オフにFAとなり、新天地を模索していたところだった。

「左のリリーバー不足」を解消へ

 レッドソックスのブルペンには、アロルディス・チャップマンをはじめ、グレッグ・ワイサート、ギャレット・ウィットロックなど、実力のあるピッチャーが名を連ねる。昨シーズンの救援陣防御率3.41はリーグ1位だった。

 一方で、左のリリーバーが極めて少なく、課題として指摘されていた。昨シーズン、救援左腕として活躍したジャスティン・ウィルソンとスティーブン・マッツはFAとなり、ブレナン・バーナーディーノはロッキーズにトレードされた。

 その結果、これまでアクティブ・ロースターに登録されていた救援左腕は、チャップマン、ジョバニ・モランの2名のみとなっていた。チャップマンは不動のクローザーであり、登板機会は9回に限定される。モランは成績が安定せず、フル回転は期待できない。

ダニー・クーロムのレッドソックスでの役割

 クーロムは6回や7回に登板し、セットアッパーのウィットロックにつなげる役割を担う見込みだ。調整不足の影響で開幕に間に合わない可能性もあるが、優れた実績と豊富な経験値で、チームを救う存在となるだろう。