ピート・アロンソ、通算本塁打数で〝デービッド・ライト超え〟メッツ歴代2位浮上 球団新記録まで残り10本

 球団のレジェンドを抜いた。6月8日(日本時間9日)、メッツのピート・アロンソがロッキーズ戦に「4番・一塁」で出場。2本塁打を含む3安打4打点をマークし、チームに勝利をもたらした。

 3回の第二打席に2ランホームランを放ち、アロンソは球団歴代2位の通算242本塁打に到達。メッツのレジェンドとして知られるデービッド・ライトの通算本塁打数に並んだ。8回にはこの日2本目となるホームランをかっ飛ばし、通算243本塁打。あっという間に球団歴代単独2位に浮上した。

 ライトはそのキャリアをメッツひと筋で過ごした三塁手。打席数(6872)、安打(1777)、打点(970)で球団記録保持者で、通算のbWARはメッツの野手史上最高となる「49.1」を記録している。

 アロンソはメジャー1年目の2019年に53本塁打をマーク。新人選手による本塁打数のメジャー記録を樹立し、新人王と本塁打王をダブル受賞した。以降、メッツの一塁手としてメジャーに定着。バツグンの打撃センスで、デビューから昨シーズンまで一貫してwRC+120以上を記録している。今シーズンはここまで好調をキープし、17本塁打、61打点、リーグ3位となるOPS.990をマークしている。

 昨オフにはFAとなり、大型契約を模索。しかし、一塁手かつ30歳という年齢もあり交渉は難航し、最終的に2年5400万ドル(約82億円)でメッツと再契約。1年目終了後にオプトアウト(契約破棄)が可能となっており、このオフに再び大型契約を狙う可能性が高い。

 メッツにおける球団本塁打記録はダリル・ストロベリーが記録した「252本」だ。ストロベリーは1980年のドラフト全体1位でメッツに入団。17年のキャリアのうち13シーズンをメッツでプレーした強打者で、1988年には39本塁打で本塁打王に輝いた。

 アロンソは残り9本でストロベリーの記録に並ぶ。ケガによる離脱などがなければ、今シーズン中の球団記録更新は確実だろう。メッツ史上最高のホームランバッターがチームを世界一に導くのだ。